楊名時先生のお言葉

楊名時先生
武相支部は楊名時八段錦・太極拳友好会(現・日本健康太極拳協会)の元理事、故吉川嘉之師範が基礎を築かれた歴史ある重要な支部です。 吉川師範は40年前に私が日本武道館で太極拳を教え始めたころからのお弟子さんで、私は日本健康太極拳協会副理事長の中野完二師範と吉川嘉之師範のお二人を「なかよし」(中野の「なか」と吉川の「よし」)と呼んでいました。実際、お二人は仲良しで、頼もしい方々でした。 師範は剣道練士五段、居合道練士六段の武道家でしたが、強さと共に優しさと心の広さを持つ方で、多くのお弟子さんから慕われていました。師範は惜しいことに1997年に難病で亡くなられましたが、楊名時太極拳の普及のために大きな貢献をしていただきました。 武相支部は2000年1月に発足し、医学博士吉利正彦師範が支部長となられました。武相支部は吉利正彦師範の指導のもと、吉川嘉之師範の遺志を受け継ぐ先生方の努力で、1000人を超える支部に発展しています。 これからも同心協力の心で仲良く協力しあって、楊名時太極拳の指導・普及に努めていただき、たくさんの人々の健康づくりに役立つようにご尽力いただきたいと思います。 【写真】学士会館での講演会で「道はるか」(平成7年に武相支部の前身相模原武道学園太極拳師範会が発行)を紹介される楊名時先生 撮影:南博先生(兵庫県支部支部長)

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